遺伝と教育。

顔や姿は遺伝するものだけど、性格においての遺伝って無いと思ってます。

結局は教育したことや、その子が「思考」したことがその子の性格・人格や

人生になっていくと信じているので、何を思考させるかが大切であると思う。












だけど時に自分の娘を見ていて自分と似た性格だと思うことが多々ある。

特に良くない癖の部分であったり、似て欲しくない部分において。

これって遺伝なのか?それとも自分の背中を見てそうなったのか?

「そんな教育はしていない!(笑)」って思う瞬間がある。












となると、やはりDNAという運命には逆らえないのだろうか。

先日も嫁にお手伝いをお願いされた娘が面倒くさがってやろうとしない場面が

あった。正直、(昔の自分に似ているな)と思って見ていた。

結局思いっきり怒られた後で「ごめんなさい!」を繰り返しながら

お手伝いをしていた。













自分にソックリだからこそ、あまり感情的にはならずにしっかり娘を

諭した。どこまで伝わっているかは分からないが。

やはりDNAなのか?結局蛙の子は蛙で自分以上でも以下でもないものなのか?














そのまま部屋に行って眠るまで隣で付き添うことに。

「面白い話して!」とせがむので小学校の時の自分の恥ずかし体験談をして

ひとしきり笑った後、眠りについた。













と、思ったら急にガバッと飛び起きて「あっ!!!!!」と一言。

「どうした??」

「明日の着ていく服の用意をしていない!!!」

「まぁ眠たいだろうし、明日の朝やったらいいじゃん。」

「明日の朝バタバタするのは嫌だ!」













と言ってベットから飛び起きせっせと準備すること1分少々。

「これで安心して寝れるわ〜。」と言っていよいよ眠っていった。

正直自分はかなりビックリしたし、関心した。













自分は服の準備なんて朝にしかしたことが無いし、何なら遅れたら後で

追いつけばよいくらいのんびりしていた。

確かに娘ものんびり屋ではあるが、その中にもしっかりと嫁さんの教育と

思考が根付いて、彼女の人格となっていた。













蛙の子は蛙。かもしれないが確実に自分以上の蛙になっていくのではないかと

感じるとても良い機会になった。

自分の性格は父と母を足してキレイに2で割ったものだと自覚している。

それは決して単なる遺伝ではなく、時間と愛情をかけて教育してもらい

今の思考(性格)になっている。













決して人様に誇れるような人間ではないが、自分の思考や性格は自分自身が

とても好きなことを知っている。

自分が自分でいられることに感謝だし、そう思われる親になりたい。