自分事。
何をもって人の成長って図れるもんなのか。
何かの技術、知識、ノウハウ?
色んな場面で成長を図れたり、感じたりすることはありますが。
最近特に思うのは「自分事」の「幅」をどれだけ拡げられるか?
もしくはいつもいつでも目の前のことを「自分事」として捉えられるか?
なのかなと感じています。
自分の家族のことを自分事のように心配したり、助けたり、喜んだりするのは
ある程度の年齢になればそれなりに身についていることなのかなと思いますが、
夫婦となればそれは別物です(僕にとっては別物でした笑)
「相手のことを思いやって・・・」なんて結婚式のスピーチで使われますが
瞬間、瞬間「面倒くさい」「それはそっちがやってよ」とか
色んな感情が芽生えてしまうし、嫁姑問題なんかはまさにそれだと思うんです。
相手の立場に立って、自分事だと考えられれば夫婦もきっとうまくいくのでは
ないでしょうか。
会社についても同じことが言えます。
社員の幸せや成長のためにと言いながら、「結局それって自分の為?」
「これって自己満?」、本当に自分事と考えられているかと言われたら
まだまだだなと感じることが沢山出てくるわけです。
日々コレとの葛藤なのかなと感じます。
逆の立場に置き換えると、会社や経営のことを「自分事」と考えられる人が
今現在役員や店長といった重要なポストについています。
僕にとってのイェスマンを集めたい訳ではなく、会社のことを思って
自信をもってノーと言ってくれる人に大切な業務を任せたいと思うんです。
NPO活動や市の発展に関わるお仕事、はたまた国会議員なんかは国のことを
「自分事」と考えられるから出来る仕事なんでしょう。(そうであって欲しい)
矛盾してるかもしれませんが、その為には自分自身がキラキラ輝いて
充実した人生を送るべきです。(マズローの5段階欲求によるところ)
それを目指していく過程の中で少しでも「他人事」を「自分事」に変えて
「誰かの為に」という思いが波及していけばいいなと思います。
ファミリーのスタッフの行動判断基準は「家族ならどうする?」です。
「自分事」の言い方を変えているだけですが、これこそがファミリーらしさ
ファミリーの理念です。
これからもそんな考えをもった輪が大きくなっていけば嬉しいです。