参観日。
昨日は午前中に娘の参観日に行ってきました。
今日は娘のことでなくその時に学校であったことについて書きたいと
思います。
今回は普通の参観日だけでなく、それが終わった後に体育館に移動し
地元の実業高校の吹奏楽部の演奏を聴くというプログラムです。
低学年に合わせて分かりやすいアニメの歌や有名なJPOPで盛り上げたり
時にはマーチングっぽく移動したり、踊ったりして演出してくれるので
見ている大人も飽きさせません。
その時にみんなも知ってるドラえもんの歌を演奏してくれた時の事。
吹奏楽部の音に合わせて小学生全員が突然歌い始めます。
もちろん打ち合わせていた訳でもありませんが、そこにいる全員が
ためらいも恥じらいもなく全力で歌います。
子どもを喜ばそうとしていた吹奏楽部の子たちの予想を遥か上回り
逆に吹奏楽部の子たちが楽器を演奏しながら感動しているのが表情から
見て取れます。
それを見ていた大人たちは一堂に感動し、手拍子で応えます。
ニコニコしながら一生懸命楽器を弾く高校生、大きな声で楽しそうに
歌う小学生、拍手と笑顔でそれを見守る親たち。
とても良い雰囲気、とても良い空間、とても良い笑顔。
だけどサプライズをしてくれた子どもたちを見ながらふと思った。
いつから人間は人前で歌うのが恥ずかしくなるんだろう。
いつから人間は必要以上に空気を読むようになるんだろう。
いつから思ったことを言えなくなるんだろう。
いつから目の前にいる誰とでもすぐ仲良くなれなくなるんだろう。
大人になるってことは成長してるってことでもあるけど
余計なものや余計な知識を覚えるってことでもある。
もっと人間らしく。もっとガキっぽく。もっと純粋に人生を楽しもう。
間違いなく言えるのはドラえもんの歌はマジで泣けるってこと(笑)