ドラえもん。

先日の休みに娘にせがまれて「ドラえもんのび太の新日本誕生」を観に行って

きました!元々は自分が小学生くらいの頃に公開された映画のリメイクだったので

内容はほぼほぼ知っていたつもりなのですが、あらためてゆっくり観てみると

奥が深くとても面白かったのです!!














子どもの頃に観た時は正直「深さ」というものには気づくことが出来ませんでしたが

子を持ち親になった視点で観ると全く違う印象でした。

テーマは「自立」。親のプレッシャーが嫌になったのび太達が家出をして

自立に挑戦していくストーリー。













子どもが親から自立しようと悪戦苦闘する姿、愛しているからこそどうしても

キツイ言葉でプレッシャーをかけてしまう親の姿。両方の気持ちが分かる立場に

なったからこそ深さに気づくことが出来ました。













僕がドラえもんと出会ったのは約30年前に買ったコロコロコミックだと記憶。

それ以来ほとんどの映画を観てきたし、共に育ってきた。

あの頃とは絵のタッチも違うし、何より大山のぶよさんの声じゃない。

時代と共に「ドラえもん」も姿カタチをマイナーチェンジしながら続いている。













中学校くらいからもうドラえもんを観ることは少なくなり、大人になるにつれ

ドラえもんで教えてもらった大切な価値観や感動は少しずつ忘れかけていったけど。

そのドラえもんが今自分の娘を楽しませてくれている。

沢山の道具を使って娘に夢を見させてくれている。














二代続けてドラえもんにお世話になって、そしてドンドン大人になっていく。

きっと自分の孫もお世話になることでしょう。

そんなことを考えていたら映画のエンドロールが泣けて泣けて。

この先もずっとずっと日本を代表するアニメとして残り続けていって欲しいです。