就活の成功=やりたい職種につくこと??

僕の知り合いの女の子でどうしてもウェディングプランナーになりたいという子が

いました。今女の子に一番人気の職種でもありますもんね。

そしてチャンスをものにして、めでたく結婚式場に勤めることになりました・・・。












ところが。

元々ウェディングプランナーはきつい仕事だと覚悟して入社した彼女ですが

心無い上司のいじめに苦しむことになります。

名前で呼ばれることはない。失敗をすると人格を否定されるくらいボロクソに

叱られるなどなど。











自分の夢の為にと頑張った彼女でしたが、数ヶ月したところでいよいよ我慢の限界と

なってしまいました。

そんな時に同じ会社の別部門である「葬祭部門」からウチに来てみないか?

と誘われます。












彼女は正直ウェディングプランナーが夢だったし、

「葬儀屋」の響きに躊躇します。暗い仕事なんじゃないかなぁ。

ご遺体を扱うのは嫌だなぁ。元々やりたいこととは全然違うし・・・。














だけどこのまま結婚式場を続けるのはしんどいし、

一度葬祭の方をトライしてみよう、ということで部署が異動になりました。













葬祭の方は結婚式場とは打って変わって素晴らしい上司の方々や母親のような

パートさんに囲まれて厳しくも愛情を持って接してもらいドンドン仕事が

楽しくなっていきます。












今では一つの式を担当させてもらえるように特訓中です!

という彼女はとてもキラキラ輝いていました。












それぞれの部署の業績を見てみると・・・

葬祭部門は大繁盛で人手が足りない状態。

結婚式場はと言うと結婚式のメインシーズンである秋にもたったの数件しか

予約が入らなかったのだとか。













その上司の人間性と業績とが比例していることは間違いないのではないでしょうか。

スタッフがそっくり入れ替わったらきっと結婚式場のほうも繁盛することでしょう。














そしてもう一つ、その子のやりたかった職種に就くことがゴールでは

決してなかったということです。企業は職種で選ぶのではなく、そこで働いて

目をキラキラさせているスタッフさんがいるかいないか?

そして自分のことを企業が必要としてくれるか?

必要とされる為に頑張って成長したいと思える環境があるか?ではないでしょうか?

学生の皆さん良かったら参考にしてみて下さい!!!