美濃加茂市長逮捕に思うこと。

一昨日の24日、美濃加茂市長の藤井浩人さんが収賄の疑いで逮捕された。

ニュースでもご存知の通り、日本最年少市長ということでも知られている。

2日経った今も終始一貫して「無罪」を主張している。










僕のブログは少なからず地元の方々だけでなく、他の地域の方でも

見てくださっている人がいるので地元の様子を全国の皆さんにも知って頂きたい。

今回の事件の事実を僕は当然知らないし、この先どうなるか分からない。

ただ今目の前で起きている事実だけを客観的に述べさせてもらうと

市長藤井氏は美濃加茂市民から絶大な支持を得ているということ。










TVで淡々といきさつだけが流れ、また活字として並ぶとどうしても

まずは当事者の人格否定をしてしまいがちなのが一般的ですが。

彼のフェイスブックのコメント欄を見ても、応援の声は友達や講演会だけでないのが

すぐに分かる。美濃加茂の友達に言わせると「若いのに彼ほど信頼出来る男は

いない」という。










隣町の市長でもあるし、自分の高校の後輩でもある。

何より僕の大切な友達みんなが口をそろえて彼を援護する。

彼が潔白だと言い続ける以上は、僕もそれを信じようと思う。










しかし、改めて恐ろしいと思ったのはマスコミの威力だ。

この地元で起きていることが、そして彼がここまで美濃加茂市民から必要と

されていることが報道されないまま一般的な世論に結びついてしまっている。










確か以前もどこかの小学校で「セクハラわいせつ教師」として報道された人が

地元では大人気で退職の取り消しを求める声が多数上がった事件があったように

僕達も自分たちの知らない地域で起こっていることは、あくまでも客観的に見て

深い事実や背景を知らないままYES・NOを淡々と述べてしまう。

それを簡単に思考させてしまうマスコミの力は強く、恐ろしいものだと

改めて認識しました。










もちろんですが、人気があるから、絶大な支持があるから罪が白くなるわけではないし、

教師がセクハラしても良い訳ではない。

ただそのような人間がたった数十万の利益で自分の志と仲間・家族を裏切ることとが

全く結びつかないのだ。