銀メダルの喜びに思う事。

ロンドン五輪で寝不足の吉田です。



世間はロンドン五輪で大盛り上がりですね!

正直開幕前は全く盛り上がってなくて大丈夫か?とさえ思えるくらい。

しかも、いじめの問題やオスプレイ原発再稼動などネガティブな

話題が多かったから日本人選手の活躍やメダルの話にはとても癒されますし

勇気付けられます。

今まで全試合かじりついて応援してきたサッカー日本代表も男女共に

ベスト4進出!!なでしこは期待の重圧もあっただろうけど

男子は期待されてなかったおかげか、反骨精神か、まさかまさかの

メダルがもう目の前です。




南アフリカW杯の時に岡田前監督が言ってた座右の銘がとても好きです。

人間万事塞翁が馬

簡単に要約すると、良い事があっても決して浮かれない、

悪い事があっても決して落ち込まないというような内容です。

まさに岡ちゃんは本番前の日本代表へのブーイングを全く気にする素振りもなく

そして日本代表が快進撃を続けても全く木に登る素振りもなく。

座右の銘を行動、言動で体現されていました。素晴らしいの一言。




関塚ジャパンの関塚監督もそれとオーバーラップする部分があります。

とても謙虚な方だし、試合後のインタビューは必ず選手を褒め称える。

元首相の竹下登さんの言葉を思い出しました。

「汗は自分でかきましょう。手柄は人にあげましょう」

日本テレビの氏家さんという方はさらにこう付け加えたらしいです。

「そしてそれを忘れましょう」

それが出来る人はホントに経営者の鏡ですね。

今のオリンピック代表の素晴らしい雰囲気作りの中には間違いなく

関塚監督の配慮が散りばめられていると改めて思います。






熱くなっている内に本題を忘れていた・・・。

「銀メダルの喜びに思う事」なんですが、

わざわざココで言う事でも無いですし、ホント大した事じゃないんですが、

ふと思ったことです。






体操や水泳、そして陸上など大勢の人数で決勝を戦う競技は

勿論金メダルを目指して頑張るものの2位や3位に入るのすら大変で

銀や銅メダルの選手も表彰台では笑顔を爆発させますが、

サッカー、柔道、卓球、テニス、アーチェリー、バドミントンなど

トーナメント式に勝ちあがっていく競技は準決勝を終えた時点でメダルが

確定し、勝ったら金、負けたら銀となります。

故に後者の競技において銀メダルを獲得した人はどこかガッカリしていて

笑顔が陰っていて悔しそうにしています。

一転、銅メダリストはどうか?

3位決定戦を戦い、勝ったら銅、負けたら何もナシ!という状況を戦い、

獲得した銅は最高に嬉しい為喜びが表情から溢れ出ます。

表彰台は異様な感じになります。


1位 ニコニコ!!

2位 ハニカミ微妙な笑顔。時々曇り。

3位 超ニッコニコ!!!表情だけ見ると金メダリストかと思う。



かと言ってどうすることも出来ないんですけどね(笑)

柔道8人でやるわけにもいきませんし。

ふとそんな事を感じた今日この頃。




まぁとにかく世界中の銀メダリストの皆さん!!

あんたは世界で二番目にすごい!!胸を張って母国に凱旋して下さい!!!

4年間本当にお疲れ様でした!!次はリオで1位を目指して頑張って下さい!!