ハビエル アギーレ。
以前もブログに書きましたが、サッカー日本代表の試合があった日は
その録画を見るのが一日の楽しみでありまして
昨晩も23時過ぎに帰宅してからヨルダン戦をかぶりついて見たわけです。
試合内容としてはここ最近では一番良かった。
もちろんヨルダンは強豪国ではないので勝って当然という声も有るかもしれませんが
昨日のヨルダンは思ってたよりハードに当たり、そして技術も高かったと思います。
負けたら監督の責任。勝ったら選手の手柄。というのはビジネスの世界でも同じですが
今回はアギーレ監督の手柄について考えてみたいです。
手柄その①システム
僕は正直日本には4−3−3は合わないと思っていました。
4−2−3−1もしくは今となってはオールドスタイルの4−4−2が
結局のところ合うのではと思っていましたが、ここにきてそれを覆してくれました。
日本代表で4−3−3を試した数少ないいや初めて?の監督。
手柄その②香川のボランチ起用
最近ではインサイドハーフっていうらしいですね。初めて知りました(笑)
元々はディフェンシブな選手ではなくゴールに近い3分の1で最も輝きを放つ選手。
これはどうなの??って思ったサッカーファンは少なくはあるまい。
蓋を開けたらビルドアップから前線にガンガン飛び出していくスピード感と
ワンタッチで切り裂いていくところはとても見ごたえがあった。
ただフィニッシュの1つ前のラストパスの精度が悪くまだまだ本田や乾との
連携は未完成。
手柄その③遠藤のポジション
彼のポジションもボランチと言いつつも今までよりも一つ前でプレーしていることで
前線に顔を出す機会が激増!!!正直見ていて一番ワクワクするのは遠藤が
上がった時かもしれない。ゴール数も増えてるしここに来て連携も抜群。
次のワールドカップまで年齢的にもつかが一番のネック。
遠藤には遠く及ばないが柴崎や他の成長株を育てるべきなのか?
手柄その④交代選手の活躍
清武はスタメンでもジョーカーでもどっちでもいける。それは乾も同じ。
香川を一つ落としたところで、彼の2番手でしかなかった二人が一気に
日の目を浴びることに。
今野はやはり抜群の安定感。勝ちゲームの時の逃げ切り要員としては必須。
守備的なダブルボランチなら遠藤より優先順位は上。
期待の現役大学生FW武藤。
岡崎にはかなり見劣りするものの昨日の香川のゴールのアシストの価値は大。
あの一発だけで才能を魅せつけてくれました。
さあ。これで大変になってきたのは日本サッカー協会。
マスコミの言うことは特に信じませんが、ベスト4には入れなかったら更迭だの
どんな成績だろうと更迭は決定的だの言われています。
後任人事も進んでるような噂ですが、アギーレJAPANがフィットすれば
するほど切りにくくなるし、世論の逆風も吹く。
大会後に切るくらいなら噂がでた時点で思い切って切るべきだったし、
ここまで来たなら本当に「クロ」と言われるまで彼と心中するべきだ。
八百長はもちろんあってはならないことだけれど、彼によって強くなっていく
変わっていく日本は見たい。
優勝することと「シロ」であることを願うばかりです。
PS:個人的には本田の敬礼パフォーマンスがとても気に入っています。
ミーハーでスンマセン。