ワールドカップ終了。

ドイツの優勝でW杯が終了となりました。

明日からは寝不足に悩まされなくてすみます(笑)









しっかしナイスゲームでした。どちらの選手も本当に頑張りました。

個人的には決勝点アシストのシュールレゲッツェにMOMをあげたい。

あの時間帯であのドリブル突破からの正確なクロス。

そしてゲッツェのマークを上手く外していく斜めの動き。(ダイアゴラムとか何とか

ってヤツっすか)









最後まで集中を切らさない方、

最後までフットボールの基本を守り続けた方の勝ちってことなんですかね。










今回のW杯を振り返って、僕なりの総括。というか感想。

当たり前のことを言うかもしれませんが、日々フットボールは進化をし続けている

ということ。この世にフットボールというスポーツが生まれて100年、200年

経つというのに、これだという必勝パターン、必勝スタイル、フォーメーションが

無いってこと。









選手が進化したり、人が違えば戦術が違うのは当たり前の話かも知れませんが。

4年前はスペインが優勝。「ポゼッションサッカー」「ゼロトップ」何て言葉や

スタイルが脚光を浴び、バルセロナに代表されるようにそういった戦術のチームが

トップに君臨し続けた。









4年後の今。バルセロナはかつての輝きを失い、スペインは予選リーグ敗退。

決勝トーナメントに駒を進めたチームの半分以上は「堅守速攻」のチームだ。

モウリーニョ率いるチェルシーに代表されるようなその戦術は一般的には

「面白くないサッカー」だ。









サッカーってこういうスポーツだったっけ?っていうくらい速攻のオンパレード。

だけど美しいくらいの速攻のパスワークと個人技の素晴らしさにドンドン

魅了されていく。しっかり守って守ってダイレクトパス2、3本からの

個人技でドンっ!!みたいな感じが多かった。









だけど嫌いじゃなかった。サッカーはあくまでスペースをいかに上手く使って

陣地を攻め、フリーの状態でネットに蹴りこめるかってスポーツなので

そういう意味ではこれが一番てっとりばやい。

ポゼッションサッカーほどではないが美しさも充分に兼ね備えていた。









その中でも異彩を放っていたのがオランダとドイツだ。

オランダは速攻頼みだが状況によって変幻自在にフォーメーションを変える。

「負けないサッカー」が上手だと思った。さすがは名将率いるチームだ。

事実120分では一度も負けてない。

野球でいう「ピッチャーが打たれさえしなければ負ける事はない」という

「落合イズム」に似ている。そこにきて飛び道具のような選手が前にも

ズラリといる。見ていてとても面白いチームだった。









ドイツは今大会の中で唯一「ポゼッションサッカー」と「堅守速攻サッカー」の

両方が出来ていたチームだと思う。見ていてどの試合も面白かった。

4年後にはどんなサッカーのスタイルがトレンドになっているんだろう。

日本も早く日本人に合ったスタイルを確立して欲しい。









最後にも一つ。なぜメッシがMVP!?!?!?!?!?!?

基本的にメッシは好きだけどどうひいき目に見てもMVPではない。

絶対に優勝チームから選ばなくていけないことは無いが

よっぽどじゃないかぎりは優勝チームから選んで欲しいなぁー。

個人的にはミュラーシュバインシュタイガー、決勝点のゲッツェではないかと。

大会全体で考えるとノイアーも充分候補に入ると思う。

ハメロドでも良い。なぜメッシ??同情か!?!?










まあいいや。4年後のロシア大会を今から楽しみにしてまーす!!!