風に立つライオン。

僕らの世代(30代前後)の方達ってあんまし「さだまさし」さん知らないよね?

知ってはいるものの「じゃあ歌って?」って言われたら歌えない人が多いのでは?

僕もその内の一人です。

ただ、母親の影響もあって他の人よりは曲も知っているつもりです。

中でも自分が最も好きな歌は実話を元に作られた「風に立つライオン」です。










ある男性医師が大切な恋人と離れてアフリカの戦地に僻地医療に行きます。

外から日本を見ることにより、お金や物が豊かになっていくことへの価値観と

お金も無い、便利な設備や物はないけど人間として本当に大切なもの・心の豊かさ

という価値観を学んでいく医師。

そこで見る景色の素晴らしさ、アフリカの子供たちの瞳の美しさに魅了され

その医師はアフリカで働き続けます。








ある時医師のもとに日本から手紙が届きます。別れた恋人からでした。

手紙には「決してあなたを恨んでいない。」ということ。

そして「結婚をします。」という事が書かれていました。



手紙を送ってくれたその女性に対して返信した手紙。

医師が届けたかった言葉。

が、「風に立つライオン」なのです。

歌詞も見て欲しいですが、せっかくなのでYOU TUBEなどで歌も聴いて下さい。

アメリカの代表曲アメイジング グレイスも最後に入ってきます。









さあさあ僕が伝えたいのはそれだけじゃないのです。

かつてよりその歌のファンだった僕が楽しみにしていたものはコレです。





その「風に立つライオン」が小説に。






その医師がケニアの戦地で気が狂いかけている少年兵を助けた。

戦争孤児で身寄りのいないその少年はだんだん心を開いていく。

そして「いつかは自分も医者になりたい」と言いだす。



そして数年後。

東日本大震災が起きた日本。その少年は医師として宮城県石巻市にいた。

医師から少年へ。少年から誰かに渡っていくバトンの物語。



あ〜書いてるだけで泣けてくる。

是非、読んでください!!