陰日向(かげひなた)に咲く花。

お恥ずかしい話ですが、いつも出社するとスタッフの子達が僕の部屋を

綺麗に掃除をしてくれています。本当にありがとうございます。

(それぐらい自分でやれって感じですが)








3ヶ月程前の話です。

いつもどおり朝出社し、自分の部屋へ。

何か違和感を感じます。

机の上が汚い。ゴミ箱にゴミが残っている。

次の日もそう。そのまた次の日もそう。

あれ〜?たまたま忘れちゃったのかな?でも連日はおかしいよな?

どうしたのかな?まぁ、自分でやればいいだけの話です。







そこでふと気付きました。

「今月から整備店舗から販売店の方に移動になった子がいる・・・」

「そうか。自分は全然知らなかったけど、毎日その子がやってくれてたんだ」

僕はその子をつかまえて言いました。

「君が居なくなってから、部屋が掃除されていないのを見て、そこで

初めて君がやってくれてた事を知ったよ。本当にありがとう」

当たり前のようにやってもらっていた自分が恥ずかしくなりました。








次の日から朝出社すると部屋が綺麗になっていた。

彼女には感謝のつもりでお話したけど、おそらく引き継ぎ出来てないことに

責任を感じ、すぐに後輩に段取りしてくれたんだと思う。

今では笑顔とでかいお腹がトレードマークのフロントの男の子が

毎日やってくれている。

僕がいつも飲むペットボトルの水まで汲んで用意してくれている。

時には違う人がやってくれてるんだと思う。過去にも沢山のスタッフが

やってくれてたと思う。

本当にありがとうございます。おかげで毎日気持ちよく仕事がスタートできます。









掃除をしてくれているスタッフさんにただお礼を言いたいのではありません。

僕が知らないところでウチのスタッフはお客様の為に、一緒に働くスタッフの

為にもっともーっと色々やってるんだろうなぁ。

今回の掃除の件は氷山の一角。

これは僕が知らないだけでなく、スタッフ同士、そしてお客様にも知られていない

ところで、陰日向でこーっそりやっているんだろうなぁ。

そうして心の中の水晶を磨きみんな成長しているんだろうなぁ。

ウチは本当に人に恵まれているなぁ。








陰日向でこそ最大の力を発揮しているファミリーの皆さん、本当にお疲れ様です。

それを支えるご家族の皆様も本当にありがとうございます。

みんなが陰で頑張っている様子を少しでも多く、報告しようとしてくれる

リーダー・店長の皆さんも本当にありがとうございます。

この価値観、この絆のまま、もっともっと組織を大きくすることが僕の使命です。