ダイハツの表彰式にて。
2月5日は東京にてダイハツ工業主催の表彰式があり参加させて頂きました。
ただ今回のブログの話題は表彰式そのものではなく、
プログラムの中の一つである講演会の事について書きたいと思います。
講演者はアルピニスト?の野口健さん。写真がNGだったので資料でご勘弁を。
最前列のドまん前でお話を聞かせていただきました。
僕の知り得ていたこのお方の情報としては
・登山家
・ハーフっぽい感じがする
・「そこに山があったから」
くらいで、特に何をしているかはよくわかりませんでした。
活動は多岐に渡りまして
・エベレストや富士山の清掃活動
・フィリピンでの戦没者の遺骨収集
・地球温暖化問題に関する取り組み。などなど。
どうやって生計を立てているかは不明。
こんな素晴らしい活動をしている野口さんでも、周りからの
ブーイング、バッシングがあった。
自分の中の正義=世間一般の正義では無かった。
七大陸の内の六大陸の登山を難なく成功させ、自分を過信していた。
故に最後に残されたエベレスト登頂は二度失敗。
同伴者の命を落としたり、自分も命を落とす危機に瀕したり。
ただその失敗を通じ、沢山の事を得ることも出来た。
そして最終的にはエベレスト登頂に成功し、七大陸を制覇。
「若さ」と「勢い」と「運」が重なると思いのほか結果が出てしまうことがある。
成功したり、評価されたりした直後こそ気をつける。天狗にならない。
慢心しない。
目の前の一つ一つのことで白黒つけたり、一喜一憂しすぎない。
自分に起きたその物事が自分にとって、周りにとって本当に良かった事か
悪かった事かは、ある程度時間が経って振り返らないと分からない。
3年〜5年、10年スパンで見て自己採点が半分より上の51点ならOK。
少しでも確実に成長していれば良い。
色々な経験を通じ、色々な価値観が定まってきた。
「挑戦し続ける怖さより、それを止め成長しない事の怖さが勝っていた」
「自由というのは「楽」な事ではなく、自分で決断し、自分で責任を取る事」
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講演の内容はこんな感じです。
自分自身に日々起こることは全て「必要・必然・ベスト」だと言い聞かせて
いますが、野口さんのような体験をされている方からお話を聞くと
説得力は大でした。
一見嫌だなと感じることでも、自分にとって必要なことで
何かとても素晴らしいことが起きるきっかけになるかもしれません。
改めて素晴らしいことを教えてくれた野口さんありがとうございます。
素晴らしい講演会を用意して下さったダイハツさんありがとうございます。
ダイハツの表彰式にいけるだけの成績を残してくれた全スタッフの皆さん、
ありがとうございます。
嫌な事も、素晴らしい事も何でも来いです。