全国の皆さんに見て欲しい日記

小学生から大人まで沢山の人に見て欲しい



以前にもブログに書いた、復興支援のTシャツを作って、販売していた

大槌町出身の方の娘さんが書いた日記です。

そしてその日記に対してお父さんがコメントを残しています。





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町が消えた         

             宮崎小学校  3年3組  






「まな、話がある。すわれ。」




としんさいから5日たった日にお父さんに言われました。




「あのな、、、岩手のおじいちゃんが津波でしんじゃったんだ・・・」




それを聞いて私は1しゅんウソだと思いました。




悲しくて悲しくて言葉が出ませんでした。




涙がたくさん出てきました。




人がなくなって、初めてこんなに泣きました。




ゴールデンウィークになりました。




岩手県おおつち町に行きました。




ひいおじいちゃんが住んでいた町です。




わぁ・・・な・・なにこれ・・




家がたおれていたり、




電しん柱がたおれていたり、





線路がちぎれているこうけいが目の前に広がりました。





しんさいがおきてからよくニュースでがれきの町を見ますが




じっさいに見ると




テレビで見るより100倍ショックでした。




前、家族で行った温せんが屋上しかありません。




あのふうけいは今、思い出してもショックです。




いとこといっしょにちぎれた線路を歩きました




前のおおつち町は緑につつまれた明るい町でしたが、




今はせんそうが終わったやけ野原の様です。




もう少し歩くと線路が津波でちぎれていました。




「すごいでしょう。 うちもビックリしたよ。 だって線路がちぎれているし、がれきが少しのかっててるもん。」



と、いと子は気軽にいってます。 でも本当はショックでたまらないんです




さん歩が終わって、ひなん所に入りました。




おじいちゃん、おばあちゃんがとってもかわいそうです。




毛布1枚でねています。  寒そうでした。




お昼ごはんは、じえいたいさんが持って来ました。




カップラーメンとおにぎりしか食べられません。




おなかがすいても好きなだけ食べられません




そんな中がんばって生活してるのはすごいです。




こんなにがれきだらけだけど、いと子はいつも笑っています。




様子が変わっても岩手は大好きです。




いと子のあいなちゃんとゆづき君はとても元気にサッカーをしています




今、おじいちゃんは見えないそんざいだけど、いつも見守ってくれています




「あははーー  そうだっぺなーーー」




といつも笑っているの思い出すと元気になれます




ひいじいちゃんのことは今でも大・大・大好きです。




岩手が大・大・大好きです。




早くふっこうしてほしいです・・・



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3年生最後の1年を振り返っての作文・・・
他の子は嬉しい出来事や楽しかった事を作文にしてるらしい
先生より連絡帳に書いてあった
娘は心に残った事にこの作文を書いたんだ
こっちで何不自由ない生活をし、みな震災の事はもう忘れかけている千葉
彼女なりに色々感じているんだな・・・
すげー伝わったし、熱くなったよ(涙)
あれからお前は食事は絶対に残さなくなった
何もしなかったお前はお手伝いをするようになった
もともと優しかったが、おばあちゃん達にさらに優しくなった
まなはワンピースのルフィーになりたいんだよなwww
人の痛みや辛さがわかる人間は優しい人になれる
仲間を大切にし、信じる人はルフィーになれる
まなはルフィーと同じ心を持つ一歩を踏み出したんだよ
自分の目指す海賊王になりなさい!!
パパは海賊王だ!!!


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ここまで。

原文のままです。

出来るだけ沢山の人に読んで欲しい。


もうすぐで1年経つけど、復興はまだ始まったばかり。

心の傷も癒えていない人も沢山いると思う。

自分たちに何が出来る?何が出来る?何が出来る?